東大・松尾研究所発のAIスタートアップ「ACES」
社会をシンプルにする画像認識サービス「SHARON」の提供を開始

「アルゴリズムで、社会はもっとシンプルになる。」という理念のもと、AIの共同研究開発・アルゴリズムパッケージ提供を行う、東京大学松尾研究室発のAIスタートアップ「ACES(エーシーズ)」。

世界中でIT化・スマート化が進み、ウェブ上での最適化が進んでいるが、複雑で属人的、非効率な業務も数多く存在する。そこでACESは、最先端のAI研究開発能力や、Deep Learning技術などアルゴリズムを活かして、実社会をシンプルにし、だれもがいきいきと生きられる社会の実現を目指している。

今回ACESが開発した「SHARON(シャロン)」は、ヒトの顔認識、感情や行動の分析、モノの検知などを実現する、組み込み型の画像認識アルゴリズムパッケージ。専門家が注視する必要があったヒトの心の動きの把握や、身体動作を伴う業務におけるパフォーマンス分析などを行い、業務の効率化を図るそうだ。

同社は、東京大学・松尾豊研究室の関係者が中心となって運営するVCファンド「Deep30投資事業有限責任組合」および「経営共創基盤」を引受先として、第三者割当増資による資金調達も実施。

ACESによる、社会のシンプル化に向けた今後の取り組みに注目だ。End