ドローン型の空中タクシーを開発する「Volocopter」
専用離発着ターミナル「Volo-Port」のデザイン案が公開

ドイツの航空機メーカーでドローン型の空中タクシーを開発する「Volocopter」は、自動飛行が可能な完全電気式垂直離着陸機の実用化を目指している。

都市部での利用に向けて、同機専用のモジュール式バーティポート(離発着ターミナル)「Volo-Port」のデザインコンペが開催され、建築設計事務所 GRAFTが勝利を収めた。

内装のデザインコンセプトは、ラウンジエリア、セキュリティエリア、出発エリアを一体化したもの。屋内には悪天候の際にVolocopterにそのまま搭乗できる油圧リフト式の発着プラットフォームも備えている。

このVolo-Portは、状況に応じて屋上や屋外の発着プラットフォームから出発するなど、乗客の体験を巧みにコントロールし、立体的な乗客輸送を可能にする流動性のある空間となるのだ。

また、モジュール式なので、新しい形態であるこの旅客輸送システムを既存の都市インフラにシームレスに統合することが可能。鉄道駅や空港、未使用の屋根に対応でき、河川や水面の空中通路を用い浮遊式のVolo-Portをポンツーン(平底舟)にも設置できるそうだ。

Volocopterという新しい空中アーバンモビリティは、こうした斬新なVolo-Portの展開とともに大きく前進することになるだろう。End