若年世帯の入居促進をめざした団地のデザイン化プロジェクト
⼤阪市平野区で第1弾となる駐⾞場のリニューアルが完了

大阪府内で賃貸住宅の提供などの事業を⾏う大阪府住宅供給公社は、若年世帯の⼊居促進のため、⾼経年団地のイメージアップと魅⼒あふれる住環境づくりをめざし、2014年度から時代のニーズに合わせた屋外環境整備の取組みを進めてきた。

そしてこのたび、大阪府平野区にある喜連(きれ)団地でカラーデザインを取り⼊れた駐⾞場リニューアルを⾏い、2019年5⽉中旬に完成させた。

今回は、環境色彩デザインの専門家集団「CLIMAT(クリマ)」からの提案を受け、地域のまちなみや周辺環境との調和が取れたカラーデザインを意識して、茶⾊を基調としつつアクセントカラーとして⽩⾊を導⼊。

舗装は、藤野興業による廃ガラスやあきびんなどを破砕プラントで砕いて粒状にした「クリスタルストーン・サンド」(⽇本環境協会のエコマーク商品認定)を要所に採⽤することで、環境に配慮した仕様になっている。

喜連団地は、大阪メトロ⾕町線「喜連⽠破(きれうりわり)」駅から徒歩約2分の抜群の⽴地にある。時代のニーズに合わせた住⼾内リノベーションや、若年世帯が⼊居したくなるような住棟・集会所等の共⽤部にカラーデザインを取り入れるなど、住⼾内外を⼀体的にリニューアルすることで、若年世帯の⼊居促進をめざしているということだ。End