次世代型商業施設「渋谷PARCO」2019年11月下旬オープン
2020年3月にはPARCO劇場も誕生

次世代型商業施設となる、新しい「渋谷PARCO」が2019年11月下旬にグランドオープンすることが発表された。

渋谷PARCOは、1973年にオープンして以来、「インキュベーション」「街づくり」「情報発信」に取り組み、街を刺激し、街から刺激を受けながら渋谷の発展の一端を担ってきた。今回の建築設計は竹中工務店、商業空間デザインの基本構想はイギリスに本拠を構えるデザイン事務所 Benoyが担当。

渋谷PARCOはニーズを満たすのではなく、ニーズを創造し、新しい消費提案・価値観を提供するもの。これまでの商業施設の枠を超え、デザイナー・クリエイターなどの送り手と共感・共創し、新たな取組を行うことで新しい刺激や楽しさの体験価値を提案し、グローバルに情報発信するビルを目指すという。

約180の個性あふれる魅力的なショップが出店し、「FASHION」「ART&- CULTURE」「ENTERTAINMENT」「FOOD」「TECHNOLOGY」の5本柱を中心として、それぞれのジャンルをミックスして、お互いの魅力を引き出しあうフロア編集を行うそうだ。

そして2020年3月には、渋谷PARCO8階に「PARCO劇場」がグランドオープンする。
旧劇場の458席から636席に客席数を増やし、舞台空間も大きく拡張。世界に向けてアピールできるプレミアムシアターとして、年間の公演を100%自主プロデュースし、360°の演劇ビジネスを展開する拠点となる見通しだ。End