マルセル・ワンダースの新作「Wanderlust」
世界の都市にインスパイアされた壁紙コレクション

▲「アテナ」

デザイナー マルセル・ワンダース(Marcel Wanders)は、イタリアの壁紙メーカー Londonartのために、世界の都市にインスパイアされた壁紙コレクション「Wanderlust」を発表した。

デルフト、ウィーン、ベルサイユ、メルボルン、パリ、ロンドン、上海、ハバナ、アムステルダム、ポンペイ、京都、マチュピチュ、リオデジャネイロ、ケープタウンなど、世界でもっとも魅力的な都市のビジョンを描いている。

▲「ハバナ」

▲「マチュピチュ」

▲「パリ」

コレクションには、「アテナ」と呼ばれる特別なパターンもデザイン。その土地の文化を引用しつつ、ノッテッドチェアや鐘、花瓶などのワンダースのシグネチャーを組み合わせて描いたもの。これらのデザインはデジタルプリントすることで、さまざまな色表現が可能となった。

ワンダースが手がける表層は、注目を集め、想像力をとらえ、直接的なつながりを作り出す。この壁紙コレクションは、彼のアイデアを拡張したもので、さまざまな素材やテクスチャで作製されている。

▲「ウィーン」

▲「京都」

▲「メルボルン」

空間と一体化すると、柔らかいものから、不透明、透明、さらには反射するものまで、たえまなく現れる開放性を作り出すことができる。オブジェでも、壁でも、床でも、インテリア空間全体にデザインコンセプトを拡張して、その土地の感覚と驚きを構築する壁紙なのだ。End