素材メーカーとクリエイターの共創を支援する「MTRL」
「オープンイノベーションプログラム」をスタート

ロフトワークが運営する、素材メーカーとクリエイターの共創を支援するプラットフォーム「MTRL(マテリアル)」は、素材メーカーのイノベーションを促進するサービス「オープンイノベーションプログラム」を新たにスタートしたと発表した。

すべての産業の基盤となる素材産業では現在、日本国内では製品サイクルの短期化や新興国メーカーの参入、積極的な投資などにより、コモディティ化が加速しており、競争力強化とイノベーション創出が急務となっている。

企業や業界を超えた共創にこそイノベーションの発火点が存在すると考えるMTRLは、これまでに培ってきた3万人を超えるクリエイターネットワークと、数多くの共創プロジェクトの経験を活かし、素材業界のイノベーション創出をサポート。

ナービスとしては、基本プラン「オープンイノベーションパック」を用意。素材の新しい用途やプロダクトアイデアを考えるクリエイターとの「ミニハッカソン」や、ローカルでアクティブなものづくりコミュニティへ素材の魅力をプレゼンテーションする機会を提供する「マテリアルミートアップ」の企画・開催、さらにはMTRLが持つショールーム「FabCafe MTRL」(東京)と「FabCafe Kyoto」(京都)での素材の展示およびWEBでの展示などを提案するという。

これに加えて、共創活動をさらに大きく広げる「オプションプログラム」もあり、さまざま素材や加工技術に関わる企業の要望に応えたいとしている。End