「Material Meetup TOKYO」vol.6「先端材料とデザイン」が開催
先端テクノロジーの開発者3名が未来のマテリアルを語る

「素材」をテーマに、ものづくりに携わるメーカー、職人、クリエイターが集まるミートアップ「Material Meetup TOKYO」は、2019年10月30日(水)にvol.6「先端材料とデザイン」を東京・渋谷のFabCafe Tokyoにて開催する。

テクノロジーの進化には、革新的なマテリアルの存在が欠かせないが、このミートアップでは先端テクノロジーの開発者をゲストに招き、未来のマテリアルに関して議論を展開する。

▲Enhance・花光宣尚:「Synesthesia X1 – 2.44」

今回は3つのセッションを用意。まず、Enhanceの花光宣尚が、視覚・聴覚・触覚を融和させ、未知の感覚を生み出す、共感覚体験装置「Synesthesia X1 – 2.44」を披露。この装置の主軸となる「触覚」に焦点を当て、X1に搭載したオリジナルの触覚素子の話と、これまでのX1体験者の反応から考えられる全身を包み込むHaptic Designの可能性について語るという。

ついで、Nature Architectsの大嶋泰介は、「モノの機能を自在に設計可能な社会を実現する」というビジョンのもと開発した、ユーザーが求める機能要件をダイレクトに実現する設計技術「Direct Functional Modeling」を解説。

▲Nature Architects・大嶋泰介:「Direct Functional Modeling」

▲鍋島純一:「Arque」

さらに、鍋島純一は、脊椎動物の尻尾を模倣したウェアラブルロボットテールデバイス「Arque」を紹介。高齢者や高所作業者の平衡感覚を強めることに有効で、今後日常生活での活用が期待されているそうだ。End

Material Meetup TOKYO vol.6 「先端材料とデザイン」

日時
2019年10月30日(水) 19:00~21:00(開場 18:30)
※参加申込は下記サイトより受け付けている
会場
FabCafe Tokyo
詳細
https://mtrl.com/tokyo/event/material-meetup-tokyo-vol-6/