東大発のベンチャー Nature Architects
新しい設計技術「Direct Functional Modeling(DFM)」を開発

東大発のベンチャー企業 Nature Architectsは、ユーザーが求める機能要件をダイレクトに実現する設計技術「Direct Functional Modeling(DFM)」を開発したと発表した。

DFMは、パーツごとにさまざまな機能要件が求められるプロダクトを、部材に分けることなく一体でデザインし出力するための設計技術。独自に蓄積した構造ライブラリ「CRUST」を活用することで、複雑な造形物に対して直観的に機能を割り当て、その結果を一体の造形物として出力することができるという。

適用範囲としては、ロボティクス、自動車、航空宇宙など、動きを明示的に扱う最終製品をはじめ、レバー、スイッチ、ファン、バネなどの部材も対象。

ハニカム構造など、樹脂や金属などの素材に特定の幾何構造を付与することよって、素材単体では持たなかった機械的な特性を与えられたものを「メカニカル・メタマテリアル(Mechanical Metatmaterials)」という。

DFMを用いることでこのような幾何構造を作り出し、素材単体が持つ物性を拡張、「同一素材ではあるがある部分は柔らかく、ある部分は固い」といったように、機能を多様化することが可能になるそうだ。End