横浜音祭り2019で遠隔での音楽鑑賞を可能にする分身ロボット
「OriHime」を活用した観覧者を募集中

横浜市は、2019年9月15日(日)から11月15日(金)に開催される日本最大級の音楽フェスティバル「横浜音楽り2019」で、吉藤健太朗が開発した分身ロボット「OriHime」を活用してコンサートを観覧する参加者を募集している。

同音楽祭では、「クリエイティブ・インクルージョン」をコンセプトの一つに掲げ、国籍、ジェンダー、世代や障害の有無を超えてあらゆる人に音楽の楽しみを届ける取り組みを行う。

そのコンセプトの一環として、障害など身体的制約があり外出することができない人にも、会場の座席に設置した分身ロボット「OriHime」を通じてコンサートの観覧ができる「OriHime」プロジェクトを実施。

「OriHime」は、カメラ、マイク、スピーカーが搭載され、スマホやタブレットで遠隔操作が可能だ。「OriHime」を操作することで、周囲を見回したり、拍手などの感情表現も行えるため、「その人がそこにいるように」会話をすることができる。

応募の詳細は横浜音祭り2019公式Webサイトで確認できる。応募期間は8月21日(水)までとなっている。End