テレワークの可能性を研究するオリィ研究所
研究に参加するモニターユーザーを募集

テレワークや遠隔教育向けの遠隔操作型のロボットや、肢体不自由患者向けの意思伝達装置を開発・提供しているオリィ研究所は、一般社団法人WITH ALSとともに、さまざまな理由で働くことができない人達がテレワークで仕事を続けられる可能性を研究するプロジェクト「働くTECH LAB」を展開している。

今回、すでに全国の学校や企業で利用されている20cmのテレワーク分身ロボット「OriHime」と、2018年発表した120cmの研究モデル「OriHime-D」を用いた新たな社会参加、働き方を模索すべく、研究に参加するモニターユーザーを10名前後募集すると発表した。

外出困難者がOriHimeで働くカフェのプロジェクトは2020年に常設店を目指しており、他にもいくつかの企業とともにこの2機を使った接客や受付、通訳や遠隔アシスタントなどのテレワーク実験を複数実施している。

今回の募集では、身体障害や育児や介護など、働く意志があるが外出が困難な人を対象とし、この2機を遠隔操作しての接客やオフィス出社などさまざまな就労ケースでの実験を行う考えだ。期間は2019年4月~2020年3月までの1年間で、フィールド実験の際は謝金も支払われるそうだ。

テストパイロット応募要項をこちらのサイトで確認のうえ、オリィ研究所へコンタクトを取ってほしい。End