RUR Architecture DPCによる「Taipei Music Center」が完成間近
ウォームアップイベント「Taipei Music Conference 2019」が開催

台北で「Taipei Music Center」の建設が佳境を迎えている。2020年および2021年の開業予定で、アジアにおける音楽の発展と若い音楽の才能のために創設されるものだという。

6,000人収容のメインコンサートホール、台湾のポピュラー音楽の歴史を紹介する展示ホール、さらには若い音楽の才能のためのインキュベーターとなるクリエイティブエリアも設置。斬新なデザインの建築は、RUR Architecture DPCが手がけている。

同館では現在、ウォームアップイベントとして「Taipei Music Conference 2019」を2019年10月に開催予定だ。今回はモントリオールに拠点を置くマルチメディアスタジオ「Moment Factory」と、米ロサンゼルスの「metaform.studio」が登壇者として参加。

Moment Factoryは、ビデオ、照明、建築、アニメーション、音響、特殊効果を組み合わせた没入型環境の制作を専門としており、マドンナや安室奈美恵のライブのほか、最近では阿寒湖の森にてルミナナイトウォークシリーズ「カムイルミナ」も担当。

▲「Taipei Music Conference 2018」のポスター

また、metaform.studioは、アーティストのブランディングやライブパフォーマンスのディレクション、ビデオコンテンツ、舞台デザイン、インタラクティブな体験にフォーカスした没入型体験と、ビジュアル・アイデンティティを制作している。End