Rhizomatiksが増上寺を舞台にパブリックアートを展開
「Light and Sound Installation "Coded Field"」が開催

Rhizomatiks(ライゾマティクス)は、東京都アーツカウンシル東京が主催するTokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13として、「Light and Sound Installation “Coded Field”(コーデッド フィールド)」を2019年11月16日(土)に開催する。

Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13は、国内外の2,436件の応募から選定された13の企画を、オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、順次展開していくというプログラム。

このイベントでは、歴史と伝統のある東京・港区芝の浄土宗大本山増上寺とその周辺を舞台に行われる、光と音が織りなすパブリックアートプロジェクトだ。

増上寺の建築データや地形データを、プログラミング(コード)を用いて解析。光と音に変換するための情報を埋め込んだ場(フィールド)を仮想空間に生成する。

目に見えないこうした情報をライゾマティクスが独自に開発したデバイスで、現実空間のなかで光や音に変換することで、大勢の参加者が広範囲な場所で同時に楽しめる体験型インスタレーションとライブパフォーマンスが展開されるという。

なお、参加者用の手持ちデバイスは、メインボードにソニーセミコンダクタソリューションズ製の「SPRESENSE™」を採用。GNSS(全球測位衛星システム)、LED、スピーカーを内蔵しており、位置情報にもとづいて、デバイスの発する光や音が変化するそうだ。End