和樂から「JOMON緞通」タペストリー&ミニラグ が登場
絨毯メーカー「米沢緞通 滝沢工房」が縄文を描く

小学館のWebメディア「和樂web」と雑誌「和樂」より、日本各地の伝統工芸とコラボレーションしたオリジナル商品のひとつ「JOMON緞通(だんつう)」が、2019年8月31日(土)より公式通販にて発売開始となった。

「縄文」をモチーフにしたミニラグとタペストリーの製作を手がけたのは、山形県米沢市に工房をもつ日本有数の絨毯メーカー「米沢緞通 滝沢工房」。

1966年の手織り絨毯業のスタート以来、高度成長期には名だたる建物内の絨毯を手がけたが、その後クリーニングやメンテナンス業が中心になったという。それでも「緞通の魅力をもっとたくさんの人に広めたい」という思いは絶えることなく、「米沢緞通」は3年前から地元のグラフィックデザイナーも加わり、より現代的な織物へと進化した。

また、山形県では縄文土器を含め、旧石器時代から古墳時代までの遺跡が数多く見つかっており、国宝のものもあるそうだ。

縄文といえば日本人の原点。「土器や土面といった硬質なものを、ぬくもりのある緞通に落とし込んだら、きっと面白いものができあがるに違いない。土とウールという相反する素材のギャップを楽しもう」というアイデアから生まれた、モダンな雰囲気のミニラグとタペストリーである。End