プロダクトデザイナー リー・ブルームによる新作
照明インスタレーション「KALEIDOSCOPIA」が公開

現在開催中のロンドン・デザイン・フェスティバル2019では、イギリスのプロダクトデザイナー Lee Broom(リー・ブルーム)が新作照明インスタレーション「KALEIDOSCOPIA」を公開している。

同作では、わずか17個の照明と複数のミラーを用いているが、いくつもの反射が200個以上の照明からなる大きなシャンデリアのように思わせる。

照明は、同氏が手がける「オリオンチューブライト」と「オリオングローブライト」で構成。これらを水平や垂直に吊り下げることで、用途の広さを示すとともに、エンドユーザーが好みに合わせてどんなふうにでも照明を構築できるデザイン性を披露している。

さまざまなイメージやめくるめく錯覚からなる万華鏡にインスピレーションを受けたこのインスタレーション。鑑賞者はそのなかで、すべてが変化する視覚的な強い体験を味わい、無限のイルミネーションと催眠的なサウンドトラックにより、変容した視覚を通じた夢のような旅へと誘われるのだ。

リー・ブルームは、「ロンドン・デザイン・フェスティバルでは、毎年プロダクトを発表するにあたり、新しく革新的な方法をインスピレーション源としています。ロンドンはいつもイノベーションとクリエイティビティに対して非常にオープンで、このフェスティバルは私の作品を披露する重要な場所となっています」とコメントしている。End