TBWA HAKUHODOがコンテンツスタジオ「DISCO」を設立
圧倒的なクオリティで従来の映像制作プロセスをアップデート

2006年に博報堂TBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして誕生した総合広告会社 TBWA HAKUHODOは2019年9月、同社のフィロソフィー「Disruption®(創造的破壊)」をコンテンツ制作においても加速させるために、インハウスのコンテンツスタジオ「DISCO」を設立した。

設立にあたっては、米ロサンゼルスやニューヨークなど世界で活躍する才能が集結し、企画から納品までの全行程を社内で「一気通貫」して制作できる体制が完成。

▲モーショングラフィックデザイナー・住吉清隆、ミュージックスーパーバイザー・松宮聖也、フィルムディレクター・阿部慎利

テレビCM素材のオンライン運用、働き方改革、動画を中心とするSNSの隆盛など、映像業界を取り巻く環境には大きな変化が訪れているという。コストパフォーマンスの高さや迅速な制作スピードが求められる一方、コンテンツクオリティには容易に妥協するような風潮もあるそうだ。

▲前身となったTBWA HAKUHODOのPRODUCTION TEAMによる「変形する卓球台 THE MOST CHALLENGING PINGPONG TABLE」(日本肢体不自由者卓球協会)

そこでDISCOは、広告制作だけでなく、オリジナルコンテンツ制作を視野に、世界を驚かせるカルチャーを発信する拠点としての役割も担い、現代の手法を使うことで、圧倒的なクオリティを実現し、従来の映像制作プロセスをひとつひとつアップデートすることを目標としている。End