ヤマハがラジコアプリに「街の情報」機能を実装
対応スポットで公共交通情報・防災情報・地域情報などが受信可能に

▲Photo by Daria Nepriakhina on Unsplash

ヤマハは、同社が開発した「SoundUD」技術を利用した新機能「街の情報」を、radiko(ラジコ)アプリに実装したと発表した。

SoundUDは、電車内や施設内のスピーカーから発信される音声トリガーと呼ばれる音響通信信号をスマホのマイクで受信することで、様々な情報がスマホ画面に表示される技術。

「街の情報」機能は、SoundUDに対応した電車・バス・空港・店舗などのアナウンス音声をラジコアプリで検知すると、運行情報や緊急時の防災情報、クーポンなどを受信できる。

京急全線各駅(泉岳寺駅を除く)・京成全線各駅をはじめとする各地の交通機関や渋谷センター街アナウンスなどで運用を開始しており、今後は首都圏の主要交通機関を中心に、大規模スポーツ施設、スタジアムなどにも拡大する予定だそうだ。

ラジコは、従来のラジオコンテンツの提供に加え、生活に密着したオーディオプラットフォームとして、「街の情報」での安心・安全情報、生活情報の提供を行い、ユーザビリティの向上を目指すとしている。End