東京・上野の国立科学博物館にて2019年12月1日（日）まで開催中の「風景の科学展　芸術と科学の融合」展覧会写真集が美術出版社から刊行されたのを記念して、代官山 蔦屋書店では10月31日（木）まで、フェア「『風景』を科学する」が開催中だ。

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グラフィックデザイナー 佐藤卓が企画した同展は、写真家・上田義彦が撮影した世界各地の風景写真に、国立科学博物館の研究者が、その背景にあるものを科学的視点から解説し、対象標本とともに展示するもの。

瞬間を切り取った写真に重層的な意味が加わり、一枚の風景写真から地球の壮大な歴史まで感じることができる展示である。

代官山 蔦屋書店で開催中のフェアでは、佐藤卓、上田義彦、国立科学博物館の研究者らが「芸術×科学」をテーマに選んだ書籍30タイトル余りが並ぶ。芸術品のような昆虫の巣の写真集、美しい鉱物の世界を子どもと一緒に学ぶための入門書など、知られざる世界への誘いとなる一冊に出会えるフェアとなっている。