ランドスケープアーキテクト 上山良子は、これまで彼女が手掛けてきた仕事の手描きドローイングを中心に紹介する展覧会「天と地をつなぐランドスケープ　渦展　上山良子と渦なかま」を開催する。

同展は、JIA-KIT建築アーカイヴス委員会へ同氏がドローイングを寄贈したことを記念するもので、DESIGNART TOKYO 2019期間中の2019年10月19日（土）から10月26日（土） まで、東京・渋谷区にある建築家会館にて行われる。

ランドスケープに宿る創造の命を次世代のクリエーターたちにつなぐことを目的に、この世界の面白さを子どもたちにわかりやすく伝えられるようにと、スケッチ、ドローイング、模型写真、プロジェクトの写真などで構成。「空から」、「地表から」、「地中から」の3つの視点を基軸に作品を紹介する。

また、これに合わせて図録出版を発売するとともに、東京各所に関連トークイベントを開催。田根剛、吉泉聡、森まゆみといった現代に活躍する建築家やデザイナー、作家と世代を超えたクロストークが展開される予定。それぞれの側面からデザインアプローチやそこから創造する未来についての考えなどの話が聞ける機会になるはずだ。