早大・吉村靖孝研究室が軽量なモバイルハウスの可能性を考える
「CROSS WAVE HUT」展を開催

早稲田大学創造理工学部・研究科の吉村靖孝研究室は、建築展「CROSS WAVE HUT」を2019年11月2日(土)・11月3日(日)の2日間、東京・新宿区の早稲田大学西早稲田キャンパス55号館1階アトリウムにて開催する。入場は無料。

建築家の吉村靖孝による同研究室では、「半動産建築研究」と題して、モバイルハウスやコンテナ建築など土地への定着の度合いが弱い建築や、シェアハウス等の所有の感覚が薄い建築についての研究を進めている。

とくに車輪が付いた動く家や軽トラックの荷台に載る小さな家などのモバイルハウスは、日本でも2010年頃から高い関心を集めているという。こうした建築は、人々のライフスタイルや所有の感覚の変化など社会的な状況を反映し、住宅の新しいあり方を示唆しているとも考えられるそうだ。

そこで同展では、構造材としてポリカ波板を用いた軽量なモバイルハウス「CROSS WAVE HUT」を展示し、モバイルハウスの持つ可能性について考える場を提供することにしている。End

早稲田大学・吉村靖孝研究室「CROSS WAVE HUT」展示

会期
2019年11月2日(土) 10:00~17:00
11月3日(日) 10:00~16:00
会場
早稲田大学西早稲田キャンパス 55号館1階アトリウム
詳細
https://www.yoshimuralab.me/