JR東日本グループが「WATERS takeshiba」を推進
東京・竹芝のウォーターフロント開発計画

▲広場・テラス・水辺のイメージ

JR東日本グループは、「CITY UP!」をスローガンに、多様な魅力あるまちづくりの実現に向けて、東京・竹芝ウォーターフロント開発計画「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」を推進すると発表した。

このプロジェクトは、JR山手線浜松町駅から徒歩6分の場所に位置し、浅草や台場、羽田空港などの水辺のアクセス利便性が高い立地に、東京の水辺観光や舟運の活性化を図ることを目指して、「船着場」を整備するもの。

▲船着場・干潟の配置イメージ

幅・約7m、奥行・約26mのアルミ製浮桟橋で、2020年4月の使用開始を予定。舟運事業者と連携して、近隣の人々や観光客が気軽に利用できるような、東京の水辺を結ぶ定期船や不定期船の発着なども計画しているという。

さらに、かつて東京湾に多く生息した貝類、甲殻類や多様な生き物が生息できる連続的な環境の保全・再生を目指して、「干潟」を整備。

▲配置図

▲断面図(フロア構成)

これまでの調査で、WATERS takeshibaの前面の水辺には、クロダイ、スズキ、ハゼ、エビ、カニなどが生息し、ミミズハゼなど東京都の絶滅危惧種など多様な生物が存在することを確認。今後も教育・研究機関などと連携しながら、かつての豊かな江戸前の海であった東京湾の再生に向け、モデルケースとなるような環境づくりを行う見通しだ。End