国連の2019年 ワールド・ハピネス・レポート（世界幸福度報告）によれば、フィンランドは昨年に引き続き2年連続、世界一幸福な国にランキングされています。

そのしあわせの国で、しあわせのためのインフラストラクチャーを作っている建築家集団JKMMの主要メンバー4名が来日。彼らの建築作品のレシピをお見せします。

▲Steam of Life Pavilion at Burning Man 2019 ©Hannu Rytky

▲Amos Rex 2018 ©︎Angel Gi

彼らはこう話しています。「なんといっても持続可能な社会の基本はビジネスとテクノロジーによって構築されています。福祉、文化、学識はもっと高次元なものです。そしてそれよりもっと高いレベルに幸福があるのでしょう。つまり幸福とは、持続可能な社会をデザインする究極の目標で、私たちはそれを達成するために働いています」。

▲Arno de la Chapelle

JKMMアーキテクツ1998年に設立された、100名の建築家・デザイナーからなるフィンランドを代表する設計事務所です。彼らの仕事は家具・インテリアデザイン、学校、図書館、コンサートホール、ミュージアム、病院と多岐にわたっています。最新のプロジェクトではヘルシンキの中心地にあり、チームラボが杮落としをしたことで有名なアモス・レックス・ミュージアムや、米ネバダ州のアートフェスティバル「バーニングマン」のサウナなどひじょうにユニークな活動を展開しています。

▲OP FINANCIAL GROUP HEADQUARTERS ©Mika Huisman

▲SEINÄJOKI LIBRARY ©Tuomas Uusheimo

陽が短くなってきたこの時期に、北欧の建築・インテリアの魅力にふれてみませんか？　しあわせに暮らすヒントがあるはずです。フィンランドの建築の最先端を知る珍しい機会でもあります。ぜひみなさまお誘いの上ご参加ください。