東京の甘味処「甘味おかめ」は2019年11月22日（金）、東京・渋谷PARCO B1Fに4店舗目となる新店舗・渋谷店をオープンする。

店舗の中央には、同店のアイコンとなる樹齢200年を超す欅の一枚板でできた大テーブルを設置。吉祥文のひとつで、おめでたい形とされる「鼓型」をしたテーブルだ。

内装設計を手がけたのは芦沢啓治建築設計事務所。「甘味おかめ」の内装の特徴はもともと、落ち着いた雰囲気の民藝調だが、同店では場所柄を考えてて店舗とは一線を画すデザインに。大テーブルを取り囲む内装は自然素材を用いながらも、現代的でシャープに仕上がっており、他店舗を彩る書や型染にかえて大きなポップアートで装飾するという。

また、お店の顔とも言える、おかめの形をした最中の形状のデザインは、サカイデザインアソシエイツが担当。壁面のアートワークはアーティストの浅岡咲子がそれぞれ手がけた。

他店舗と同じく民藝に軸を置きながらも、ひとつの方向性に収まらない多様性のある渋谷の雰囲気と重なり合う空間とサービスを提供するそうだ。