ヨコハマトリエンナーレ2020が開催
タイトルは「Afterglow ー 光の破片をつかまえる」に決定

横浜トリエンナーレ組織委員会は、2020年7月3日(金)から10月11日(日)まで横浜美術館およびプロット48にて開催される「ヨコハマトリエンナーレ2020」のタイトルとコンセプトを発表した。

今回のタイトルは、「ヨコハマトリエンナーレ2020『Afterglow ー 光の破片をつかまえる』」。アーティスティック・ディレクターには、インド・ニューデリーを拠点に活動する3名のアーティスト集団「ラクス・メディア・コレクティヴ(Raqs Media Collective)」を迎え、彼らとともに時空を超える思考の旅へと誘う。

▲ラクス・メディア・コレクティヴ

ラクスのキュレーションは、「テーマ」ではなく「ソース」から発想することが特徴。「ソース」とは、時代や文化的背景の異なる実在の人物の生き方や考え方を例示する資料で、ラクスがアーティストや関係者たちと企画を練り上げるうえで、会話や思考の素材となるものだ。

これらの資料を開幕前の企画段階からすべての人々と共有。この「ソース」を起点に会話や対話を重ね、まるで「茂み」のように豊かな思想と思考の世界が同展で立ちあらわれることを期待しているという。

あわせて第1弾参加アーティストとして、新井卓、イシャム・ベラダ、ジェシー・ダーリング、エヴァ・ファブレガス、ファーミング・アーキテクツ、イヴァナ・フランケ、ズザ・ゴリンスカ、アンドレアス・グライナー、ニルバー・ギュレシ、飯川雄大、飯山由貴、岩間朝子、川久保ジョイ、アモル・K・パティル、佐藤雅晴、新宅加奈子、田村友一郎、アントン・ヴィドクル、ランティアン・シィエの19名が発表されている。End

ヨコハマトリエンナーレ2020「Afterglow―光の破片をつかまえる」

会期
2020年7月3日(金)~10月11日(日)
会場
横浜美術館、プロット48
詳細
https://www.yokohamatriennale.jp/2020/