NEWS | プロダクト
2019.12.12 14:32
かつてマツダにも所属していたカーデザイナー Carlos Salaffが立ち上げたスーパーカーブランド「SALAFF」は、これまで「C1」、「C2」、「C3」の3タイプを発表しており、そのうち「C2」は、2018年にPebble Beach Concours d’Eleganceで披露したという。
ランボルギーニ・ガヤルドをベースにした「C2」は、ヴィンテージの価値とモダンなデザインを融合させたハンドメイドのスーパーカー。ファセットと流動性を兼ね備えた未来を意識したデザインで、ビンテージレーシングマシンの精神を表現している。外観は「フェラーリ330 P4」、「ポルシェ917」、「プジョー905」のような時代を超越したクラシックカーを意識しながら、同時に建築とファッションに見られる現代性もあるそうだ。
そしてこのほど、ロンドンのデジタルアートスタジオ「INK Studio」と写真家 Benedict Redgroveがコラボして、同車をモデルにしたフォトコレクションを公開した。
米ロサンゼルスのPopsicle Studioで撮影された写真では、これまでSALAFFが公開してきた画像と比べて、「C2」のシャープなラインとアングルをもつ未来的なデザイン、そして表面と空隙、ファセットと流動性の相互作用をいっそうクリアに捉えている。
また、写真はstudio INKレタッチチームの手により、細部までこだわって仕上げられた。未来のスーパーカーのすっきりとした外観が浮かび上がり、この現実離れした車に命が吹き込まれた。