ボッシュが次世代スマートグラス「Light Drive」システム発表へ
透過型で軽量かつスタイリッシュなユーザー体験を提供

ボッシュ・センサーテックは、米ネバダ州ラスベガスで2020年1月7日(火)から1月10日(金)まで開催されるCES2020において、スマートグラス向けの革新的なオプティカル「Light Drive」システムを初公開すると発表した。2021年には大手メーカー向けに発売を予定している。

このLight Drive モジュールは、MEMS ミラー、光学部品、センサー、オンボード処理を搭載したシングルソース、オールインワンのテクノロジースタックで、直射日光の下でも鮮明でクリアな画像が表示されるという。

世界初となるこのテクノロジーは、網膜に画像を直接投影することで、ユーザーにプライバシーを確保しながらクリアな画像を提供、昼夜を問わず着用可能だ。さらに、現在開発中の統合パッケージを利用することで、ウェーブガイドシステムのパフォーマンスの最適化も実現するとしている。

また、世界初のターンキーシステムによって、従来の大きく扱いにくいといったスマートグラスの課題も解決。重量10g以下と小型化・軽量化することにくわえ、曲面レンズや矯正レンズにも対応するとしていて、よりスタイリッシュなスマートグラスのデザインが可能になり、高画質と快適性の両方を求めるユーザーのニーズを満たしてくれるそうだ。End