仏教をはじめ、科学や芸術、哲学など多様な分野の最前線で活躍する講師を迎え、現代を生き抜く智慧を横断的に学び、双方向に対話する新しい学びの場「スクール・ナーランダ」が、九州に初上陸することが決まった。

第5回目となる今回は、創建1600年の名刹・佐賀の願正寺にて、2020年2月8日（土）・2月9日（日）に開催。

テーマは「あなたは、あなたが食べるものでできている。～生きものの営み、土地、テクノロジー、『食』をめぐる考察」。土地や自然、生きものや生産者と「食べ物」を通して関わり合っていること、バイオ・テクノロジーによって生物はどう変化していくのか、「他者のいのちを取り込むこと」を仏教ではどのように捉えているのかを考える２日間だ。

ゲストとして、生物学者・藤島皓介、アーティスト・長谷川愛、料理家・船越雅代、佐賀・嬉野の生産者ユニット・嬉野茶時（うれしのちゃどき）、そして、浄土真宗本願寺派の僧侶である松月博宣と花岡尚樹が登壇。そのほか、特別プログラムも用意される。

▲藤島皓介

▲長谷川愛

▲船越雅代

▲嬉野茶時

なお、参加対象者は、これからの社会を担う10～20代の若者。未来が不確かな時代の中で、各自の「ものさし」を作り、行動していくためのヒントになる智慧や人との出会いを得られる場となるだろう。