京都工芸繊維大学 KYOTO Design Labが都市デザインビエンナーレ
「KYOTO Shaping the Future──食がつくる都市」を開催

京都工芸繊維大学 KYOTO Design Labは、2020年3月27日(金)から3月29日(日)の3日間にわたり、京都市勧業館みやこめっせにて、京都発の新たな都市デザインビエンナーレ「KYOTO Shaping the Future──食がつくる都市」を開催する。

KYOTO Shaping the Futureは、さまざまなコラボレーターとともに一歩引いた視点から京都を俯瞰し、社会のリデザインを提案するもの。ビエンナーレを中心とする同プロジェクトで新たな都市の未来像を提示し、そのロゴデザインも京都から周縁に延びる路を図案化している。

▲都市模型プロジェクションマッピング

第1回目となる今回のテーマは「食がつくる都市」。「食」は人間が生きていくうえの根源的な行為であり、そのありようそのものが人間を取り巻く都市や環境をかたちづくってきた。

そこで同展では、まず京都の食をめぐる循環構造を歴史的な視点からリサーチし、これを最先端テクノロジーと掛け合わせることで、「食」から派生する新たな未来都市の可能性を描くことを目指すという。

▲京都を形づくる食(Photo by Tomomi Takano)

主なコンテンツとしては、1000年以上にわたる都市空間の変化や食と都市の関係を表す直径15mほどの「都市模型プロジェクションマッピング」をはじめ、建築や料理の模型、錦市場で使用されている道具、リサーチの成果をあらわした図・写真・映像などにより可視化した展示などが展開される。End

京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab
「KYOTO Shaping the Future──食がつくる都市」

会期
2020年3月27日(金)~3月29日(日)
10:00~19:00(27日のみ13:00開場)
会場
京都市勧業館みやこめっせ 第3展示場B
詳細
https://www.d-lab.kit.ac.jp/events/2020/kyoto-shaping-the-future/

▲絹の未来(Photo by Juuke Schoorl)

▲Food Shaping the Future

▲点群庭園