米ナッシュビルに拠点を置くArtiphonが開発した手のひらサイズのポータブルデジタル楽器「Orba」がKickstarterで紹介されている。

これひとつあればすぐに音楽が作れるというデバイスで、グレープフルーツを水平にカットしたような8つのセグメントからなるデザイン。ゲームのコントローラーのような感覚でタッチすることで、すぐさま音へと変換してくれる。楽器を弾いたことがなくても、楽しく作曲できるという。

シンセにもルーパーにもMIDIコントローラーにもなるもので、ドラムやベース、弦楽器、リード楽器のパートを切り替えたり重ねたりして、内蔵したルーパーを使って曲を作成。ビートをループさせるのもすぐにできる。

そのほかにも、タッチセンサーやモーションセンサーが搭載されていて、微妙なタッチもキャプチャ可能。片手でも両手でも、親指でもほかの指先でも演奏でき、さらには加速度計とジャイロスコープも内蔵されているので、振ったりゆらゆらさせることでも音が出るのだ。

紹介サイトではさまざまな演奏方法が披露されているので、ぜひチェックしてみよう。