SHISEIDO THE STOREで川俣正のインスタレーション展示
割り箸24,000本を使った「箸コンストラクション」

資生堂の総合美容施設「SHISEIDO THE STORE」では、現代美術家とともに制作する1階ウィンドウギャラリーにおいて、フランス・パリ在住のアーティスト、川俣正のインスタレーションを2020年3月17日(火)まで展示している。

同氏は、パリやニューヨーク、東京などで公共空間に木材を張り巡らせた大胆なインスタレーションを創出し、見慣れた風景を異化してきた。今回は、東京の目抜き通りである銀座中央通りの一角に建つ建物の「顔」を変容させる。

試みたのは、割り箸約24,000本を用いた「箸コンストラクション」。日本人にとって馴染み深い素材を使って、SHISEIDO THE STOREのエントランスとウィンドウに、中(プライベート)と外(パブリック)を繋ぐインスタレーションをつくり上げた。

作品について川俣は「無数の木片からなるインスタレーションは異質なものとして、見慣れた銀座の風景に入り込み、コミュニケーションを誘発する。そして、都市の多様なありようや変化と関わりながら街の文化や歴史、あるいは人々の記憶の精神の在り方までをも包括して、新たな可能性の萌芽を促す」とコメントしている。End

▲川俣正

川俣正「箸コンストラクション」展示

展示期間
2020年1月16日(木)~3月17日(火)
場所
SHISEIDO THE STORE 1階
詳細
https://thestore.shiseido.co.jp/