GM・ホンダがサポートするスタートアップ「Cruise」
ライドシェア向けの自動運転EV「Cruise Origin」公開

2013年のサンフランシスコでの設立されたスタートアップ「Cruise」は、GMおよびホンダのサポートを受けて自動運転EVの開発を進めている。そんな同社がこのほど発表した「Cruise Origin」は、ライドシェアサービス向けの自動運転EVだ。

ハンドルもバックミラーもペダルも取り払うことで、広々としたキャビンでリラックスしたり、仕事をしたり、誰かとつながったりとオンデマンドの体験ができるそうで、まさに乗客を中心とした新しい乗車体験を提供するという。

車体は乗用車をひと回り大きくした程度で、自動ドアで開閉。車内は対面式のシートで、各人が十分の足を伸ばせるほど広い。また、モニターを搭載したり、スーツケースを収納するスペースも設けている。

自動運転車なので、同社独自のAIを活用した車載センサーが道路状況を判断して走行してくれる。この装置はサンフランシスコでも数多くの実証実験をこなしているそうだ。

もちろん、一般の公道での自動運転にはまだまだ慎重な意見も多いだろう。私たちが利用できる日はもう少し先かもしれない。End