セーラー万年筆から「溜塗り万年筆 碧溜め」登場
日本の伝統工芸 漆塗りの技と美を楽しむ限定品

▲セーラー万年筆独自の21金ペン先

セーラー万年筆は、日本の伝統工芸である漆塗りの技法を用いた「溜塗り万年筆 碧溜め(みどりだめ)」を2020年2月20日(木)より限定発売する。国内8本・海外80本の88本のみの販売で、希望小売価格は300,000円(税別)。

海外でも非常に評価が高く、愛好家も増えているという漆塗りの万年筆。同商品は、漆塗りの技法のひとつで、三層に重ねた漆のうち、中塗りとして色漆を塗った上から透き漆(透明な漆)を塗って仕上げる技法「溜塗り」を採用。

▲溜塗り万年筆 碧溜め

ボディにはエボナイトを使用し、中塗りの緑色の漆の上に透明感のある漆を塗り重ね、深みのある美しい色調を生み出ている。

また、この技法では、透き漆の下の色漆が透けて見えることで、奥行きのある色を作り出すことができ、使い込むと下層の色が明るくなり、さらに奥深い色になるそうだ。

▲専用化粧箱

今回は漆芸作家の西原功修氏による署名とシリアルナンバーを付け、セーラー万年筆独自の超大型の21金ペン先を搭載した、重厚感のある一本となっている。End