PIGMENT TOKYOと日本製鉄がコラボレーション
意匠性チタンを用いた世界初の基底材が登場

寺田倉庫が運営する画材ラボ「PIGMENT TOKYO」は、日本製鉄が開発した意匠性チタン「TranTixxii®(トランティクシー)」を用いた絵画用基底材「カラーチタンパネル SD3」と「カラーチタンパネル ND20」を、PIGMENT TOKYOの店舗、ワークショップ、オンラインを通じて2020年2月28日(金)より提供を開始した。

世界初の画材となるこの基底材は、「TranTixxii®」を木製パネルに張り込んだオリジナル商品。これまで主流であった麻布や紙、木板とは一線を画す質感をもたらす画材だ。

▲カラーチタンパネル SD3

「TranTixxii®」は、チタンならではの軽くて強度が高く、熱に強くて錆びないといった素材特性がある。また、Color(色彩美)・Texture(色調美)のバリエーションの掛け合わせによる独自の意匠性が表現可能。その色を劣化させずに持続できるので、アーティストが制作する美術作品の「時を超えた美しさ」をそのままに世界に発信することもできるという。

▲カラーチタンパネル ND20

今後は日本の職人の卓越した研磨技術や特殊加工によるチタンの応用表現によるバリエーション拡大も視野に入れているそうだ。End