SCENTMATIC と東京大学が共同研究を開始
科学的な観点で「香りの超感覚体験」を検証

香りを通して心豊かな社会を目指す共創型プロフェッショナル集団「SCENTMATIC」(セントマティック)は、2020年2月より東京大学とともに、香りと言語の変換システムに関する共同研究を開始している。

セントマティックは、2019年11月に香りと言語を相互に変換するAI型システム「KAORIUM(カオリウム)」をリリース。これを活用した感性教育向けツール、飲食体験向けツール、小売実店舗向け購買体験ツールの開発を進めてきた。

今回の共同研究では、カオリウムがもたらす社会的価値を科学的視点から検証することが目標で、東京大学 農学生命科学研究科 東原和成研究室と連携し、香りと言語の変換システムの使用が利用者に及ぼす影響について、心理・生理・脳活動計測の手法を用いて検証。

感性教育における教育効果や、飲食体験や購買体験における顧客満足度向上への影響を検証し、これらの分析にもとづいてカオリウムを最適化し、香りをより豊かに感じられる体験の創造を目指すとしている。

また、これ以外にも、ダンデライオン・チョコレートとの共同開発プロジェクト、酒ソムリエ・赤星慶太氏との共同開発プロジェクト、ミライLABOとの共同開発プロジェクトなでも手がけているそうだ。End