Apple、LiDARスキャナを搭載したiPad Proを発表
トラックパッドに対応したMagic Keyboardも登場

Appleは、LiDARスキャナを搭載した新しいiPad Proを発表した。2020年3月25日(水)に発売予定で、価格は11インチが84,800円(税別)から、12.9インチが104,800円(税別)からとなっている。

A12Z Bionicチップを搭載し、多くのWindowsノートパソコンよりも高速・パワフルだというこのiPad Pro。スタジオ品質のマイクのほか、背面には超広角カメラと新しい超広角カメラを備えており、写真やビデオを自在に撮れる撮影装置になるという。

さらに、最先端の深度検出能力を可能にする画期的なLiDAR(ライダー)スキャナも装備した。ダイレクト・タイムオブフライト方式を使って、屋内外で最大5m先から反射した光が測定可能。主にAR向けとして、ARオブジェクトの配置が簡単にできたり、強化されたモーションキャプチャとピープルオクルージョンでより臨場感あふれるAR体験が楽しめるだろう。

また、新しいMagic Keyboardが5月に登場。iPad史上最高に打ちやすいキーボードだそうで、トラックパッドにも対応。11インチ用と12.9インチ用があり、それぞれ31,800円と37,800円(ともに税別)。

USB-Cポートでパススルー充電ができ、iPad Proの前面と背面を守るカバーにもなる。デバイスをマグネットで取りつけ、フローティングカンチレバーで見やすい角度にスムーズに調整できるそうだ。End