スズキユウリの「レコードのカッティングマシン」
を体験できる組立キットが発売

学研プラスからレコードのカッティング機能を体験できる組立キット「大人の科学マガジン トイ・レコードメーカー」が2020年3月26日に発売された。初回生産分はすでに完売している模様だ。

アーティストでデザイナーのYuri Suzukiがコンセプトデザイン・ディレクションを手がけた製品で、スマホなどにケーブルをつなげば、音楽でも声でもカッティング(溝を刻むこと)ができる。

Suzukiによれば「誰でも使える使いやすさを考えて設計したコンパクトなユニットで、シンプルなインターフェースで、空のビニールレコードをカットしてすぐに再生できます。カッティングマシンがコンシューマーレベルで購入できるようになったのはこれが初めてで、年季の入ったレコードコレクターだけでなく、ビニールレコードに初めて触れるような人も使えます」とコメント。

学研とのコラボレーションを開始してから5年をかけて完成したそうで、最初は手ごろなDIYの装置作りから始めて議論を積み重ねていったという。学研らしく教育的な観点も忘れずに、マシンのデザインや背景についての詳細やカッティングプロセスに関する知識を盛り込んだマガジンもついているそうだ。End