外出先で接触を避けるためのアイテム
3Dプリンターで作製したハンドル「MH // 19」

フランス・アンダイエのプロダクトデザイナー Marc Senarがデザインした「MH // 19」は、3Dプリンターで作製したハンドルのプロトタイプである。

新型コロナウイルスの感染が広がるなか、防護マスクの形状にヒントを得たデザインだそうだ。

このハンドル自体も感染症を避けるためのアイテムで、スーパーマーケットや公共交通機関など、外出先で感染リスクのあるものに接触しないように設計されたものだという。

たとえばカートを押すときには、ハンドルバーに取りつけられたロック装置(コインを入れると使えるようになる)に、コインの大きさの出っ張り部分を挿入し、安全に動かすことができる。

あるいは、大型ペットボトルのキャップ下に引っ掛けてボトル自体を触らずに持ち上げたり、買い物袋を吊り下げたり、トイレのドアのハンドルも引っ掛けて開けることができるとしている。

マスクやフェイスシールド以外の感染拡大の防止につながるプロダクトの開発は、これからますますさかんになることだろう。End