都会を離れたい観光客のための種子のようなコンセプト宿
リゾート施設Nomadic Resortsが考案する「Seedpod」

▲画像:Nomadic Resorts

リゾート施設の設計を手がけるNomadic Resortsは、コロナ後の観光客のための新しいツリーハウス「Seedpod」のデザインを公開している。

Seedpodは、旅行者が都会を離れ、快適な屋外での睡眠や大いなる自然とつながりが楽しめる、ポップアップリゾート地のコンセプトとしてデザインしたもの。

▲画像:Nomadic Resorts

▲画像:Peter Jackson

種子のような形状は空気力学を考えたものだそうで、嵐が来ても安全なように風速120km/hに耐えられるように設計。少数のリングを構造に使い、次世代の建築用ファブリックで覆っている。

さらに、重機や電動工具を使わず、どんな地形でも人力でポッドをすばやく静かに設置可能。木から吊るすこともできるし、専用の三脚に設置することができる。照明、シーリングファン、クーラーボックス、デバイス用の充電設備を備えており、ハイキングやサーフィン、サファリでの活用を想定している。

▲画像:Peter Jackson

インテリアは、コンパクトなスペースを最大限に活用できるように、日中は座席を設け、夜間は寝室にすばやく転換。シャワー、トイレ、洗面台、ワードローブのあるポップアップバスルームも設けるという。

▲画像:Nomadic Resorts

▲画像:Nomadic Resorts

また、簡単に洗える衛生的な素材を採用し、従来のホテルの部屋に比べてすばやく消毒もできるそうだ。End

▲画像:banter snaps