お茶の体験をデザインするLUCY ALTER DESIGNが手がけた
梅を体験する専門店「蝶矢」が鎌倉に登場

チョーヤ梅酒が展開する梅体験専門店「蝶矢」が2020年6月11日(木)、神奈川県鎌倉市御成町にオープンする。

ハンドドリップ日本茶専門店「東京茶寮」やシングルオリジン煎茶専門店「煎茶堂東京」を運営するLUCY ALTER DESIGNが、京都市にある蝶矢1号店に続き、コンセプトから店舗内装、商品ラインナップにわたるデザインプロデュースを手がけている。

「蝶矢」は、日本の梅文化を現代的なスタイルで提供し、「大切な人とのつながりを育む文化」として発展させることを目指して京都でスタート。

2つ目の拠点に選んだのは東の古都・鎌倉。梅を兵士の出陣や凱旋時の縁起物として扱い、薬用だけでなく食用として発展させてきた鎌倉から、梅文化を現代的なスタイルで世界へと発信するそうだ。

また、同店では梅体験を実施。厳選された素材(梅5種、砂糖5種、お酒4種)のなかから、好みの素材を選び、自分だけの梅シロップや梅酒を店内で1粒から作ることができる。その組み合わせは100通り以上だそうで、鎌倉店限定の梅も取り揃え、色々な味を試飲しながら梅コンシェルジュが手作り体験をサポートしてくれる。

LUCY ALTER DESIGNの青栁智士と谷本幹人は、「一人で週末の珠玉の一杯、二人で違う味の交換、家族でシロップと梅酒をつくったりと、新しい梅体験を楽しんでいただき、梅の新たな価値創造から、中長期的には梅の生産者の方々の後継者問題への糸口になれればと思っています」とのコメントを寄せている。End