東京藝術大学が若手芸術家を支援するプロジェクト
「若手芸術家支援基金」のクラウドファンディングが始動

東京藝術大学は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、芸術活動に影響を受けている同大学出身の若手芸術家に対して、若手芸術家支援プロジェクトを2020年6月9日(火)より開始した。

今回の取り組みとして、芸術活動の持続化を支援することを目指して、「新型コロナウイルス感染症緊急対策 東京藝術大学 若手芸術家支援基金」を設置。

社会にとって、世界にとって、芸術の力を未来へと繋ぐ希有な存在である若手芸術家たちの「今」を救うこと、そして「未来」のカタチを模索すること、そのふたつがこの基金の使命だとしている。

▲支援基金の使いみち

基金の推進や各プロジェクトの実施については、卒業生・修了生、在校生、保護者、教職員、 同窓会、同大学との関連企業など「オール藝大」で進めていくそうだ。

各プロジェクトを実施するにあたり、東京藝術大学の自己財源に加えて、一般企業からの協賛金や東京藝術大学基金への寄附のほか、2020年7月31日(金)まで実施するREADYFORでのクラウドファンディングで集まった支援金を原資として活動を行うとしている。

なお、基金のキャンペーン期間自体は、6月9日から2022年3月末日までとなっている。End