プラスチックごみ対策として、DEAN & DELUCAが
デザイナー柴田文江が考案した「スタッキングペーパーリッド」を導入


ディーン&デルーカは、脱プラを目的とした取り組みとして、東京都内の一部店舗にて紙製リッドのテスト導入を2020年6月15日(月)より期間限定で実施している。

同社では、日本政府による「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」を受けて、7月1日(水)よりレジ袋の有料化を実施することにしている。これに合わせて、食品の容器包装についても、紙等を含む代替素材を利活用していく取り組みを行うことになった。

今回は、カフェでホットドリンクを提供する際に用いる、テイクアウト用カップのプラスチック製フタ(リッド)を紙製にするテストを実施。

導入するのは、プロダクトデザイナーの柴田文江がデザインした「スタッキングペーパーリッド」。紙専門商社の竹尾、紙カップメーカーの日本デキシーとともに製品化したものである。

カップと同素材で、内側にセットして使用することができる。飲み口がないタイプなので、飲むときはリッドを外し、コーヒーの色や淹れたての香りを楽しんでほしいそうだ。End