55年の時を経て、アストンマーティンが
「ボンドカー」を復刻し、DB5ゴールドフィンガー コンティニュエーションを限定生産

アストンマーティンは、55年の時を経て「DB5ゴールドフィンガー コンティニュエーション」の生産を開始したことを発表した。

世界でもっとも有名な車として知られる、クラシックなアストンマーティンを代表するモデルのひとつである「DB5」。1963年から1965年にかけて生産されたのは900台以下で、1964年の映画作品「007 ゴールドフィンガー」の主人公 ジェームズ・ボンドが運転する「ボンドカー」でもあった。

今回は、007シリーズの製作会社であるイーオン・プロダクションズ(EON Productions)とタッグを組み、25台限定で生産。価格は275万ポンド(3億7000万円)だそうだ。

英バッキンガムシャーのニューポート・パグネルにある同社工場での製造には細心の注意を払うそうで、デイヴィッド・ブラウン時代の昔ながらの職人技と、現代のエンジニアリング技術を融合。1台あたりの製造時にはおよそ4,500時間もかかるという。

007シリーズで特殊効果を担当したクリス・コーボールド(Chris Corbould)とコラボした、「ゴールドフィンガー」におなじみのガジェットも用意。防弾ガラスや回転式可変ナンバープレート、無線電話や運転席下の隠し武器トレイなど本物を忠実に再現、エクステリアのカラーはオリジナルと同じシルバーバーチを採用している。End