伝統的なクラフト技術とテクノロジーと結合した
Hamanishi designの新作「Graffito」が日本初披露

東京・表参道のCIBONE(シボネ)では、伝統的なクラフト技術を現代に発展させ、最新のテクノロジーと結合した唯一無二のプロダクトを発表する、濱西邦和/Hamanishi designによる最新作「Graffito」の日本初披露が行われる。

今回の展示は「Hamanishi design Launching New Unique Pieces」と題して、2020年7月23日(木・祝)から8月16日(日)まで開催。2019年のミラノサローネでも注目を浴びた作品が登場する。

この「Graffito」は、チタンの変色反応を制御することで、自在にデザインへと昇華する実験的プロジェクト。チタンのさまざまな構造発色のテクニックにより、素材の可能性を広げることを目指した作品群である。

シンプルかつミニマムでありながらも、それぞれのテーブルウェアは個性を持ち、ひとつとして同じものがないという。特別なオリジナルのマシンと独自のレシピをもとに、さまざまな模様をパイプに生み出すことができるそうだ。

また、制作プロセスでデジタル技術とクラフト(手仕事)を融合した実験的な花器シリーズ「Weave」では、Grashopperというソフトを使用。

コンピューター上で自動的に生成されるアルゴリズムで産み出されたガイドに従って花器の形状を作り、インドネシアにて職人が手仕事でひとつひとつ編み上げた籐のシェードと、波佐見焼でオリジナルに作られた陶器によって構成されている。End

Hamanishi design Launching New Unique Pieces

会期
2020年7月23日(木・祝)~8月16日(日) 11:00~20:00
デザイナー在廊日
7月23日(木・祝)・7月26日(日)
ともに13:00~17:00
会場
CIBONE
詳細
https://www.cibone.com/news_exhibition/5299/