着物を起点に⼭形県の魅力を伝える
「きものリトリートホテル」が2021年春に開業へ

▲ 完成イメージ

ukitamは2021年春、着物の世界を起点に地域の魅⼒を伝える「きものリトリートホテル」をテーマとする宿泊施設「NIPPONIA ⽩鷹旧奥⼭邸(仮称)」を⼭形県⽩鷹町に開業する予定だ。

▲ 完成イメージ

このホテルは、同町の歴史的建築「旧奥⼭邸」をリノベーションするもの。養蚕などの新しい産業を興して⽶沢藩を救った江戸時代の大名・上杉鷹⼭と所縁のある建物で、これを創業400年の呉服店「とみひろ」が引き継ぎ、各分野のプロフェッショナルとチームを構成、開業に向けて準備を進めている。

▲ 養蚕

▲ 着物工房体験

着物の世界から地域・⽇本⽂化や⾝体を考える、⽇常を離れて⾃分に向き合う休息を得るリトリート施設を⽬指しており、着物ショップでの着付体験や着物に囲まれた寝室での⼀息など、着物の歴史⽂化を肌で感じることができる空間を提供。

▲ 着物の歴史⽂化を肌で感じることができる空間に

さらに、利⽤客が着物⽂化・⽩鷹町の⽂化や同地の⽣活⽂化などを体験できるプログラムを展開。地域の農家や商店、事業者などと連携を図りながら、伝統⼯芸の体験、⽥植えや稲刈り、雪かきといった「暮らし」体験も含め、⽩鷹ならではの貴重な体験の場を創出、置賜地域ならびに⼭形の地域活性に取り組むという。

▲ プロジェクトメンバー

設立された新会社 ukitamは、とみひろのほか、古⺠家再⽣事業のパイオニア「NOTE」、⼭形県で300年の歴史をもつ⽼舗旅館「⾼⾒屋旅館」、新たな事業として地域創⽣事業を⼿掛ける「NECキャピタルソリューション」の4社が参画。地域の建築⼠やデザイナーなどの若⼿クリエイターとともにプロジェクトチームを結成している。End