ヤマトと英 Doddleが業務提携
ニューノーマル時代のEC商品受け取りサービスを始動

ヤマトホールディングス(YHD)とヤマト運輸は、「デジタル化された受取・返品システム」を提供する英 Doddle Parcel Services Ltd.と提携し、ニューノーマル時代の新たなEC商品受け取りサービスを2020年11月から開始する。

同サービスの開始にあたり、EC荷物の受け取り拠点となるドラッグストアやスーパーマーケットなどの店舗の募集も開始した。

Doddle社は、EC購入商品の受け取り・返品システムのグローバルリーダーで、各国の物流・EC事業者に同システムのデジタルテクノロジーを提供しており、両社は2020年3月に、日本においてデジタル化された利便性の高い新しい受け取りサービスを顧客に提供していくことで合意。

一方、YHDは、6月にEC事業者向けの新配送商品「EAZY」の発売を開始。11月より「EAZY」導入事業者および同サービスを利用する「特定EC事業者」の受け取り拠点として参画する店舗に対し、Doddle社の「Click & Collectシステム」を導入し、サービス提供をスタートすることになった。

今回のサービスにより、EC購入者はスーパーやドラッグストアなど生活導線上の受け取り拠点が拡大し、これまで以上に自身の生活スタイルに合わせて、気軽で簡単に荷物を受け取ることが可能となる。

受け取り方法は、ECサイトでの商品注文後にモバイルフォンに送信される二次元バーコードを店舗で提示するだけ。また、導入店舗は、「Click & Collectシステム」の専用端末を設置するだけで、早期かつ簡単にサービス提供を開始することができるそうだ。End