イオン、次世代ネットスーパーを建設
ロボットとAIによる24時間稼働を目指す

イオンは、2019年12月に設立した子会社「イオンネクスト」が千葉市緑区誉田町に国内初となる「CFC(顧客フルフィルメントセンター)」の建設予定用地取得の予約契約を締結したことを発表した。

このイオンネクストは、2023年に最先端のAIおよびロボティクス機能を導入した、日本初のCFC建設とネットスーパー事業の本格稼働に向けて準備を進める会社である。

CFCの特長は、センター内で約50,000品目の商品を品揃えすることができ、さらにロボットとAIによる24時間稼働や効率的なピックアップにより、安定的な供給力を誇る点だという。

センター内のシステムは、2019年11月に日本国内における独占パートナーシップ契約を締結した、イギリスのテクノロジーおよびネットスーパー企業 Ocadoのソリューションを活用。CFC内のロボットは、商品50点を約6分間で処理できるとしている。

また、最先端のAIアルゴリズムを用いることで、つねに最適な配送ルートを特定。もっとも効率的な顧客への商品配送を実現するそうだ。

今回、誉田に建設されるCFCの建築面積は27,500平米を誇り、千葉県および首都圏が対象。生鮮食品を含む暮らしの必需品を中心に、オンラインで顧客から注文を受けて宅配するオンライン・スーパーマーケットのサービス展開を目指している。End