ライブ配信の需要に応えて
寺田倉庫がスペース、配信機材、エンジニアを一括提供

寺田倉庫は東京・天王洲に9か所のイベントスペースを有し、長期大型展覧会から世界的ブランドのショーや新作発表会など、多種多様なイベントにスペースを提供してきた。

新型コロナウイルスの影響を受け、「倉庫」の利点である天井高と奥行き、徹底した換気機能を備えたイベントスペースは、ソーシャルディスタンスへの配慮が可能であることから、ライブ配信の中継地としての需要が高まっている。

そこで、2020年9月1日(火)から、同社イベントスペースの利用者に向けて、安定したライブ配信を可能とするシステムを提供する。

プランは予算に応じた3種類(税抜20万円~)を用意。固定カメラ、リモートカメラ、音声モニターなど、撮影と配信に必要な最新機材、機材操作のエンジニアを手配する。

「プランA」は、機材・スタッフともに最も充実しているプラン。6台のカメラを使用し、映像にはテロップの出力も可能。テレビ番組のようなクオリティで配信したい場合に最適だ。

「プランB」は、4台のカメラを使用し、ライブコンテンツ配信にも対応したプラン。配信専用の音声ミックスにより、リアルに近い感覚で音声を届けることができる。

「プランC」は、2台のカメラを使用し、気軽に配信できるプラン。現場PAからの音声を補正し配信可能だ。

また、一部イベントスペースのインターネット環境には、現在主流とされる「IPv4」に比べ、より安定した配信を可能にする「IPv6」を導入。なお、配信プラットフォームは、利用者自身で手配が必要となる。End