福岡発シェアサイクルサービス「Charichari」
9月16日(水)より浅草エリアを中心に展開

neuetが展開するシェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」は、東京の浅草・上野を中心としたエリアでの展開を2020年9月16日(水)より開始する。サービス開始1年後には、自転車台数800台、ポート120箇所、月間利用数12万件を目標としている。

この「Charichari」は、2018年2月に福岡市でサービスを開始。2020年4月からは福岡市との共同事業となり、現在は約290箇所のポートと約1500台の自転車で展開し、2020年7月15日より名古屋市でもサービスを開始しているという。

シェアサイクルサービスは、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言後に3密を避ける移動手段のひとつとなったほか、政府の示す新たな生活様式に自転車が含まれるなど、社会的要請が高まっている。

▲ 緊急事態宣言前後の福岡での利用実績(回数)

また、コロナ収束後の観光・まち巡りの活性化に向けた活用をはじめ、以前より発生している浅草・上野エリアにおける放置自転車問題の解決にも有効な手段だと考えられている。

台東区~墨田区にかけて広がる東京の下町エリアは、上野、浅草、両国とそれぞれが近いようで、公共の移動手段ではやや距離のあるゾーンに分かれている。縦と横の交通網は整備されてきたが、ななめの移動には自転車が便利といえる距離感になっているそうだ。End