富山県高岡市は、伝統産業の工房とクリエイターのコラボレーションによって、日本の手わざの新たな価値創造に取り組む事業「Creators Meet TAKAOKA 2020」の実施に向けて、参加クリエイターを募集している。応募締切は2020年9月11日（金）。

▲ 2019年　渋谷ヒカリエでの展示

▲ 2019年　渋谷ヒカリエでのトーク

同事業は、「ものづくり」が盛んな地域の特徴を生かした新たな「関係人口」作りの取組みで、さまざまな課題に直面する地域の伝統産業の活性化にもつなげることを目的として実施するもの。

400年以上続く銅器・漆器などの伝統産業から近代産業にいたるまで、「ものづくりのまち高岡」の魅力を県外のクリエイターに伝えるため、2019年からスタート。

▲ 2019年モデルツアーより　島谷昇龍工房

▲ 2019年モデルツアーより　雨晴海岸

今年度は高岡からは意欲に満ちた8社の工房・職人等の参加が決定しており、彼らと一緒に新たな価値の創造に取り組むクリエイターを募集する。

今回募集の対象となるのは、クリエイター・アーティスト（デザイン・美術・建築・音楽・写真・映像・ダンス等）、エンジニア、科学者・研究者（人工知能・情報技術・ロボット・新素材等）など。

▲【銅器】能作

▲【銅器】竹中銅器

▲【銅器】佐野政製作所

▲【銅器】北辰工業所

高岡の参加工房と協働で、伝統工芸に新たな価値を付加する創作活動（作品制作／商品開発／素材開発／ブランディングなど）に取り組むことができ、事業期間中に高岡や職人の魅力をSNS等で積極的に発信、2020年12月上旬までに何らかの成果品（プロトタイプ、試作品可）を提出できる人を求めている。

▲【菅笠】高岡民芸

▲【鍛金】シマタニ昇龍工房

▲【漆器】漆器くにもと

▲【漆器】柴田漆器店