兵庫県神戸市の神戸ファッション美術館は、デンマーク・デザイン史を紐解きながら、その魅力をたどる特別展「DENMARK: DESIGN デンマーク・デザイン」を、2020年9月19日（土）から11月8日（日）まで開催する。

北欧・デンマークは「デザイン大国」として知られ、機能性と美しさを兼ね備えたシンプルかつモダンなデザインは、今なお世界を魅了し続けている。

▲ヴェアナ・パントン（1926～98年）椅子 〈ハートコーンチェア〉1958年、ヴィトラ、個人蔵　
photo:Michael Whiteway

同展は、デンマーク・デザイン博物館の学術協力を得て、著名なロイヤルコペンハーゲンの磁器をはじめ、デンマーク・デザインの黄金期の名作家具、さらに現代の製品など約200点を一堂に集めた。

▲カイ・ボイイスン 玩具〈サル〉1951年、カイ・ボイイスン、個人蔵
photo:Michael Whiteway

▲キビースィ自転車〈PEK〉2015年、ビオミーガ、デンマーク・デザイン博物館
photo:Biomega

展示は、「第1章：国際的評価を得た最初のデンマーク・デザイン」、「第2章：古典主義から機能主義へ」、「第3章：オーガニック・モダニズム－デンマーク・デザインの国際化」、「第4章：ポストモダニズムと現代のデンマーク・デザイン」という構成になっている。