東京・根津のレトロな銭湯がカフェ&アートスペースに
都会の異空間「芸術銭湯+Café 宮の湯」

東京・根津に2020年6月、新たなアートスペースとなる、大人のための異空間「芸術銭湯+Café 宮の湯」がオープンした。築70年の昭和レトロな元銭湯「宮の湯」を改装して生まれた、アートとカフェが一体になったスペースである。

かつての浴槽や火焚場、脱衣場にはアート作品を展示。気鋭のアーティストたちの世界観に浸りながら、世界の稀少な豆をプレスで淹れる贅沢なコーヒーやワインなどを楽しむことができる。

セルフスタイルのカフェと同じ形式で、一人でも気軽に入店でき、館内には鏡に絵を描いたり、アーティストの発想に挑戦したりと、「遊べるアート」も用意されている。平日は夜までオープンしており、仕事帰りにゆったり時間を過ごすことも可能だ。

アーティストの出展料は有名無名に関わらず一律で1円だそうで、訪れた人にこの場所で楽しんでもらうとともに、若い芸術家たちへ表現の場を提供するためでもあるという。

東京の下町に新たに生まれた「芸術銭湯+Café 宮の湯」は、昭和の風情を残す心地いい空間である。だが、ふらっとコーヒーを飲みにきたつもりが、一生に一度あるかないかの深い衝動に出会ってしまうような、そんな都会の別世界をも目指している。End

芸術銭湯+Café 宮の湯

入場料
1,300円(ワンドリンクつき)
営業時間
平日 15:00~21:00(L.O. 20:00)
土日祝 12:00~18:00(L.O. 17:00)
※月曜・火曜定休
※営業日・営業時間は変更になる場合あり。最新情報は下記サイトにて要確認
https://cirq-cirq-cirq.com/plus-cafe-miyanoyu/